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砂の女

砂の女画像
安部公房没後20年になり、あの壮大な小説の世界を風化させたくない気持でしょうか、自然にエッセイを書き始めていました

中でも「砂の女」は安部公房を世界的な日本作家として認めさせた作品といえますが、小説家というよりむしろ劇作家である安部公房ならではの台詞が、それだけで砂の世界を作り上げる見事さは、40年以上前に読んだ時の感慨が頭を打ちぬかれたような怖い衝撃そのままに忘れられないほど強烈で、23歳の若さで読んだ僕はこの作品に嫉妬しました

現代作家は、村上春樹を筆頭に状況描写やストーリーだけの流れが若者を惹きつけ、いや若者だけでなく中年以上までもが蕩けさせられていますが、この安部公房の世界に触れてみれば今の現代作家の浅薄さがわかります

皮肉っぽく書いたエッセイでしたが、近くある会報に載せますからまたインポートできるようにしておきます
是非読んでみてください
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プロフィール

清水 喜代治

Author:清水 喜代治
名古屋市天白区にある清水産婦人科の院長です。

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