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久しぶりの三人ラウンド⛳️



スケジュールのズレもあって三人揃うことが、しばらくなかったのですが、祝日㊗️の今日、久しぶりに三人で楽しく回りました🏌️‍♂️

長男は持ち前の豪打が前半不発で呻いていましたが、終盤の追い上げは眼を見張るほどでした。

次男は腰痛を数日で奇跡的に治して鬼気迫るゴルフを展開しましたが、たった3ホールだけの躓きで失速したのでした。

若い二人に、ドライバーのティーショットでおよそ50~70ヤード置いておかれそこから長もの使ってなんとか追いついて大過なくダボまでで抑えた私が勝ちましたが、パワフルなショットにいつまで同じティーから対等に勝負できるのかを考えると、近い将来はたくさんハンデをもらってお付き合いしている姿が目に浮かびます😢

歳とってもしばらくは同じフィールドで対等に相対することができるのが、ゴルフの素晴らしさだと実感しています👴☺️
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一時代の終焉


石原慎太郎が、およそ彼らしくない最期で静かに亡くなった。

ファンという訳でもなく、彼の文学作品を網羅するほどの理解者でもないが、慎太郎の言動は良くも悪くもその時代を動かしてきたし、次に何を発言するのだろうという新鮮期待をいつも抱かせてくれたと私は思っている。

文学において、たとえどんなに話題になる作家がいてもそれでも彼は自らの文学を軽んじなかったし、たぶん彼は亡くなる直前まで自分がいちばんという素養を信じていたに違いない。

かつて彼が、もう我慢できないという感情から都知事選に出て、太陽の季節という香りの如く大差で当選した時、彼の放った言葉が今でも私はこれは然りと頷いていたことをきのうのことのように思い出していた。

「何が残念で心残りかというと、いま私は、誰にも書けないような凄い恋愛小説を書いているところなんだ。この小説は必ず歴史に残るはずだ。」

うそぶくようなこの話はほとんど気にもされなかったし、また話題にもならなかった。

私はこの話は本当のことだったろうと、今でも信じている。

13年にもわたる知事としての、彼に言わせれば、御奉公という仕事に忙殺されながら、口惜しく文学のながれを見ていたに違いない。晩年に、あの芥川賞選考委員を降りた理由として、「最近の小説で心動かされる作品に出会えなくなった」と寂しく語っていたからだ。
プロフィール

清水 喜代治

Author:清水 喜代治
名古屋市天白区にある清水産婦人科の院長です。

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