ロンパリ?ロンロン?

この国の首相は何故にまっすぐ眼を正面に向けられないのだろう?
眼は口ほどにモノを言う~
もっとも、その口から出る言葉は自らの声ではなく、恐ろしいほどに冷たく、また、記者会見で質問に答える姿もココロココニアラズというほど空々しい。
国民のための施策をというが、具体的には何も示されていない。
眼は口ほどにモノを言う~
は本当のことだ。国民に向けたメッセージでさえ、テレビカメラから伝わる眼はまっすぐ正面を、国民の眼を見ていない。この首相はいったい日本国をどうしてしまいたいのだろう?
むかし、哲学者ジャンポールサルトルがその斜視のために、右眼はロンドンを、そして左眼はパリを見ているとして「ロンパリ」と、何ともロマンティックな揶揄をされていたが、この首相の眼はいわば「ロンロン」、つまりどちらもロンドンばかり見ているのかもしれない奥深い想いからそうなるのか、まっすぐ正面に眼を向けられない奥重い後ろめたさからなのか?
わたしは間違いなく後者だと思っている。
スポンサーサイト