レジェンドの心得

子供の頃からゴルフに興じて、また昔はゴルフはごく一部のハイカラな遊びであったからゴルフに携わることがスティタスだった。
長くゴルフに親しんでいたから、いわゆるアベレージゴルファーよりは少しだけ上手いかもしれないが、ビギナーだったとき様々な先達人にある時は厳しくまた穏やかに教えを受けてその混沌としたゴルフの取り組みかたで現在の自分のゴルフスタイルがあると思う。
そうやって過ごしてきた中で私にとってレジェンドと位置づけているひとが数多くいる。
つい最近でも私にとってどうやっても越えられない人達と、自らがやや高齢になりそして「レジェンド」たちは更に一層齢を重ねて明らかに衰えを隠せずそれでもなお老いた肉体から長く培った技を絞りだそうとある時はそのプライドも捨てながら今の若いゴルフ群に掴まっていこうとする姿を見て涙がこみあがることがある。
その涙は、彼らが「眼を背けるないづれそう遠くないうちに君もこんなにもがき出すんだ」「でもゴルフはそれでも辞めずに続けていくことが大事なんだ」と無言のメッセージを送ってくれているのだと思うから哀愁でもあり、人生を噛みしめた苦味の涙なのだ。
自分はついにレジェンドほどにはなれなかったとしても衰え力尽きるまでゴルフのフィールドに立ち続けることが何よりも意味の深い関わりになると信じている。
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