アンジー その美貌と憂鬱

その理由は映像が進むにつれてすぐにわかりました😒
それは内容が極めて文学的であり、娯楽や刺激を求める人たちには消化不良な、いまどきの表現で言えばアンニュイな意味不明な主題が見えない映画になっているからでした。
アンジーが脚本監督をした三作目でしたが、僕はこの作品素晴らしいと思いました✨
実際、僕がいま描いてみたいと構想していた小説のモチーフが具現化されていて、とてもいい刺激になりました😊
アンジーは自分の作品だからでしょうが、セリフが少ないなか表情で訴えかける迫力は見事です。
残念だったのは、ブラビ主演にもかかわらず、アクションが少ないためか存在感がなくて、実生活における離別をそのまま映し出してしまうだけのつまらない男にしか見えないことです😓
アンジーの理想と現実に悩む憂鬱が気怠く問いかける、当面しばらくは評価されないであろう深い問題提起した作品です。僕は、おそらく数年後にあらためて評価される重みを感じています。
スポンサーサイト